34才、女性のエッセイ : 私の友人は大学を卒業してからも就職が決まらず
私の友人は大学を卒業してからも就職が決まらず、ずっと派遣社員として働いています。
最初の頃は、正社員の私とあまり給料が変わりませんでしたが、派遣の場合、ボーナスも昇給もほとんど無いのと同じなので、年月と共に年収の開きは大きくなって行きます。20代や30代など、若い頃はどんどん派遣の紹介があるけど、35歳を超えると仕事もガタッと減ってくるらしいです。
だから、友人は派遣でもこの先生きていけるようなスキルを身につけようと、考えたみたいです。
これまでのように一般事務などの派遣ではなく、金融や不動産など、特定の業種で専門職として働けるスキルと資格を身に付ければ、年齢に関係なく、派遣の紹介先もあるだろうと思ったみたいです。
だから、ファイナンシャルプランナーや宅建など、即戦力として使える資格を取って、専門性の高い業種で働けるスキルを身に付けたそうです。
実際に、宅建とファイナンシャルプランナーの資格を取得したら、大手の金融会社の仕事もスグに紹介してくれたそうです。
派遣の場合、何年かごとに契約更新がありますが、有資格者は会社にとっては必要な人材なので、途中で契約が打ち切られるということも少ないみたいです。
友人は、この先も今のスキルがあれば派遣でやっていけるだろう、と話していました。